3月31日 動画セミナーを行なった「本当の理由」をお話します。

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　出来ない、分からないはもう口にしない！
　「可能性思考」でネットに確たる収入源を構築する
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　　　　　　　　 　　　【ZIGトライデントセミナー】動画講座
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こんばんは！ZIGです。

実は以前、クライアント様から
こんな質問をされたことがありました。

「月収400万達成って、ZIGさんだから出来たんでしょ？私にはとても・・・」

こんな内容です。

確かに、才能って持ってる方いますよね。
ものすごく要領の良い方とか、理解力が高くて、
すぐにポイントをつかんで簡単に結果を出せちゃう方。

ですがこれは完全に「NO」ですね（笑

ハッキリ言ってZIGは
そういった才能的なものとは完全に無縁です。

正直要領も悪いですし、
失敗してることの方が多いです。

動画セミナーでお話しているように、
上手い言葉に乗せられて29,800円も投資し、
無料レポート以下の詐欺商材をつかまされたこともありますし、
その後も絵に書いたようなノウハウコレクター状態に陥った時期もありました。

あまり話したことはないですが、
「ツールで起業しませんか？」という話に乗って
100万近い投資をし、その結果ガラクタツールを納品され、
100万円をドブに捨てるなんて経験もしてます。

月1万以上払って申し込んだコンサルに、
いざスカイプしようと思ったら予約をすっぽかされ、
結局まともにサポートもしてくれないなんて経験をしたこともありました。

この時は怒りのあまりスカイプのヘッドセットを壊しました（爆

アフィリエイトを始めてからだけでも、
失敗を上げたらきりがありません。

そんな私が今こうして結果を出せているのは、
やはりその過程で多くの方に助けられてきたからという他ありません。

そして、それが今回動画セミナーを行なった理由でもあります。

今日はその理由をお話する上で、
私自身の経験をお話したいと思います。

私は今の仕事をする前、
5年ほど、整体師として治療院を経営していました。
正確には「カイロプラクティック」と言います。

ちなみに私は普通の公立高校を卒業し、
大学も経済学部でした。
正直整体とは全く縁もゆかりもありません。

そんな私が何故整体師になったのか？
それは、当時付き合っていた彼女が交通事故に遭ったからでした。

今もその時の事はけして忘れられません。

最高気温がマイナスになる事もある、長野の冬。
2月の冷え込みが強かったある日の朝、彼女は事故に遭いました。

当時私は愛知に住んでいて、
彼女は長野に住んでましたから、
普段の連絡手段はほとんどがメールと電話です。

その日、私は普通に会社に出勤していました。

仕事が終わり、携帯を見て。
その日は彼女から一通のメールも届いていませんでした。

忙しいのかな？

そう思いましたが、
携帯を見たのはもう彼女も普段なら
仕事が終わっているはずの時間です。

だから電話をかけてみました。

「おかけになった電話は、現在電波の届かないところにあるか、電源が・・・」

つながらない電話。

一抹の不安がよぎります。

何かあったのではないか・・・？

ですが、その時になって初めて、
私は彼女との連絡手段が携帯以外に何もない事に気が付きました。

よくよく考えてみれば、
私は彼女の実家の電話番号も知りません。

だから、携帯が通じなければ全く連絡を取る事が出来ないのです。

何かあったのかもしれない。
でも、連絡する手段もない。

どうしたらいいのか分からず、
色々なことを考えていた時に、
携帯に全く知らない番号からの着信がありました。

「もしもし、●●君（ZIGの本名）？」

「はい？ええと・・・」

電話は彼女の叔母からでした。

「絶対心配してるから電話してって頼まれてね・・・」

そこで初めて、
私は彼女が事故に遭い、
病院へ運ばれたのだという事を聞かされました。

彼女はその朝、
免許証を会社に忘れてしまったため、
母親の運転で会社に向かっていたのだそうです。

ちょうどその朝は気温が低く、
日陰になっているところは路面が凍結していました。

その通勤の途中、
正面衝突事故を起こしたのだと。

事故の原因は、相手側の運転ミスによるものでした。

路面状況が悪いにも関わらず、
スピードを出し過ぎ、カーブを曲がり切れず対向車線にはみ出し、
彼女が乗る車に正面からぶつかったのだそうです。

この時彼女と、彼女の母が
載っていたのはホンダの「ライフ」という軽自動車でした。

それほど年式も新しいものではなかったですから、
けして頑丈な作りの車ではありません。

それに対し、相手の車はスバルのフォレスターという３ナンバーのワゴン車。

そんな二台の正面衝突です。
どんな事態になるのかは容易に想像できました。

後日私はその事故車両を実際に目の当たりにしていますが、
その時感じた「寒気」はけして忘れる事が出来ません。

事故の話を聞いた時も、
私は全身から血の気が引き、
足が震えたのを昨日のことのように覚えています。

最悪の事態を想像しました。

ですが、奇跡的と言っていいかもしれません。
彼女は怪我こそありましたが、命には別状はありませんでした。

次の日病院で会った
彼女の姿は本当に痛々しいものでした。

「あ、ホントに来たんだ」

「当たり前じゃん」

「病院の場所聞かれたから、来るかもよって叔母さんが言ってたの」

「そりゃ・・・」

「ねえ、ちょっと起き上がらせてくれない？自分じゃ起き上がれない」

「ああ、ちょっと待って・・・」

ひどくムチウチ状態で自分では起き上がることも出来ない彼女。
左の首すじには、シートベルトで付いたやけどの跡がありました。

この傷は今でも彼女の首筋に残っています。

「お母さんは？」

「うん、私より重症かも。今お父さんが一緒にいるよ」

「重傷って・・・」

「左手骨折してるって。でも他には異常ないから」

「そっか・・・」

怪我こそあれ、
命に別条はなかった。

この時はその事に本当にホッとしました。

しかし、その後彼女は何年もの間、
この事故の影響に悩まされる事になります。

彼女は事故のショックから、
「うつ病」を発症してしまったのです。

身体以上に、事故の影響は心に深い傷を残しました。

彼女は当時車関係の会社に勤めていたのですが、
その事故の影響で車にも乗れなくなりました。

車に乗ると、事故の記憶が
蘇ってしまうのです。

当然、仕事を続けることができなくなりました。

その後2年もの間、彼女は
うつ症状に苦しめられることになります。

当時の彼女の姿は本当に痛々しいものでした。

笑顔が絶えなかったその顔には表情が無く、
ひどく情緒不安定で・・・

笑っていたのかと思うと急に泣き出し、
しゃべっていても、何を言っているのか分からない時も多く・・・

「人格が変わってしまった」

そう思えるほど、
事故前と事故後で彼女の
印象は変わってしまいました。

そんな彼女を目の前にして、
何もしてあげられない自分がもどかしくて
仕方なかったことをよく覚えています。

出来ることといえば、
電話で話を聞くか、仕事が休みの日に会いにいく程度。

「何か出来ることはないだろうか？」

そう思いつつ、
うつ病に苦しむ彼女を見ているしかありませんでした。

もう元には戻らないのかもしれない・・・

そんな思いすら感じていた時。

そんな彼女が回復する
きっかけとなったのが
「カイロプラクティック」でした。

病院に通い、大量の薬を飲み、
それでも全く症状が良くなっていかない状況が続く中、
たまたま見かけた地元のフリーペーパー。

そこにあったカイロプラクティック治療院の広告。

最初から回復を期待していたわけではありません。

当時の心境で言えば
ちょっとでも効果があるのなら、
その程度の気持ちだったと思います。

ですが・・・

その頃から、
ほんの少しずつ、
彼女に回復の兆しが見えてきたのです。

この時のことはただただ驚きでした。

保険も効かない民間療法で
本当にこんな変化が出るのかと
カイロプラクティックというものへの
イメージが変わったのを覚えています。

そうして回復した彼女が、
その治療院の先生のもとで、
カイロプラクティックを勉強したいと
言ったのはそれから間もなくのことでした。

「私ね、自分でカイロプラクティックを勉強しようと思って」

「おー、いいんじゃない？」

「うん、勉強して、お店出そうと思ってさ」

「そっか」

「・・・ねえ」

「ん？」

「一緒にさ、勉強してみない？」

「俺？」

「うん、一緒に勉強してお店だそうよ。長野でさ」

ええと。

はい。
これってつまり「結婚しよう」って話です（笑

笑っちゃう話です。
私、彼女に結婚の話持ちかけられたんです。

ですが、転職ばかりで
フラフラしていた当時の自分にとって、
この話はいろいろな意味で魅力的でした。

「手に職を持つってカッコイイかも？」
「会社員やってるより稼げるかもしれない」

そんなことを思うと同時に、

「そうすれば、彼女を支えてあげることも出来る」

そんな気持ちもあり、
私は彼女と結婚し、長野へ行く事を決めます。

それからすぐ、勤めていた会社を辞め、
実家を離れ、長野へと引っ越したのでした。

彼女の事故と、カイロプラクティック。

偶然の組み合わせから、
こうして私は治療院経営をスタートすることになります。

・・・が。

ここまでの話で
なんとなくその後のことは想像できますよね（汗

軽い気持ちで上手くいくほど、
経営は甘いものではありません。

ここから実に3年もの間、
私はまともに収入を得ることも出来ない
期間を経験することになります。

彼女を支えるつもりで長野まで来たはずが、
そもそも自分を満足に支えることすら出来ないという
笑えない状況になってしまったのです。

理想と現実のあまりのギャップに愕然とし、
半ばヤケになりながら「何とかしなければならない」
という気持ちだけがいつもから回りし続けました。

「こんなはずじゃなかった」

というのがこの頃の率直な心境です（泣

実は、そんな状況の私を支えてくれたのは
他でもない、支えなければならないはずの彼女でした。（情けない話です）

症状が治まったとはいえ、
精神的にも身体的にも全快とはいえない状態で、
それでも私を支え、アドバイスをしてくれたのです。

そんな彼女の支えもあり、
私は何とか投げ出すことなく、
治療院の運営を続けることが出来ました。

そして仕事を始めて3年も経った頃。

経営はある程度安定し、
ようやく低空飛行ながら、
軌道に乗せることができるようになります。

馴染みの客さんも増え、
そうしたお客さんからの
紹介などもいただくことが増えて。

ようやく何とか生活していけるだけの
収入を得られるようになりました。

「少しは自分も成長できたのでは？」

そんなことも思い始めた頃。

私にとっても非常にうれしく、
大きな転機となる出来事がありました。

それは何かというと・・・

新たな家族の誕生。

彼女との間に、
子供が生まれたのです。

この時の事も本当に忘れられません。

彼女は事故後、
うつ症状を抑えるために横で見ていても
心配になるくらい大量の薬を飲んでいました。

そのため、彼女は子供を
産むことに大きな不安を抱えていました。

生まれてくる子供に、
何かしら薬の影響が出てしまうのではないかと・・・

しかしそんな中、
彼女は元気な男の子を産んでくれたのです。

息子が生まれて間もないころ、
彼女は寝ている息子の顔を見ながら、
よく泣いていたのを覚えています。

「何で泣いてるのさ？」

「ん？えっとね・・・」

『元気に生まれてきてくれて、本当にありがとうって思って』

無事に子供が生まれた事。

多分、その嬉しさは
私には想像もできないくらい、
大きなものだっただろうと思います。

そして子供が生まれたことは、
私にとっても大きな励みでした。

治療院を始めた当時、
支えるはずの彼女に支えられる
という経験をした私です。

今度こそ、私がこの2人を
支えなければならないと思いました。

仕事も安定し、
家庭においても家族が増えて。

ここだけ見れば、非常に幸せな生活が待っている・・・

そんな感じの話ですよね。

ですが現実は
そう甘いものではありませんでした。

考えてみれば当然ですね。
それまで2人でようやく何とかなっていた経営です。

彼女が子育てに専念するということは、
私一人で治療院を運営しなければならないということです。

私はここで、
所詮自分が彼女の助けがあったおかげで
なんとか収入を確保できていたのだということを思い知らされることになりました。

面白いようにお客さんは減って・・・

いえ、全く面白くなかったですが（泣

ギャグのような話ですが、
この頃治療院の家賃や光熱費、諸々の雑費を引いていくと、
純粋な収入は月に５万円程度しかないという経験もしました。

ちなみにその時
住んでいたアパートの家賃が月6万。

この時点で赤字確定という（汗

毎日働いて5万円です。
バイトだってもうちょっとマシでしょう。

当然家賃の支払いに困る事も珍しくありません。

ひどい時にはストーブに入れる
灯油を買うお金にも困ったこともありました。

長野の冬は冷え込みが厳しいですから、
灯油が無いというのは時に真剣に命に関わります。

確か当時18リットルのポリ缶で
灯油を買うと1,500円くらいでしたが、そのお金がないのです。

おまけに小さな子供がいるということは
その服やオムツといった生活必需品も
いろいろと必要になってきます。

さらには生まれたばかりの子供というのは
突然体調を崩すことも珍しくありません。

夜中に突然高熱を出し、
病院まで飛んでいくようなこともあります。

そのまま念のため1～2日入院する
といったことも一度や二度ではありませんでした。

入院となれば嫁が付き添いをすることになり、
私は家に2人の着替えを取りに戻ります。

そんな移動の車の中で、
私が心配していたのは情けないことに
入院にかかるお金のことばかりでした。

それほど、この頃は
お金に悩んでばかりの毎日で。

それでも治療院の経営を続けなければ、
完全に収入も無くなってしまいますから、
全く返す当てもないのに借金までするようになります。

完全に、絵に書いたような自転車操業です。

当然そんな状況も長続きせず、
返済が滞り、督促の電話がかかってくるようにまでなって。

この時初めて知りましたが、
こういうときの電話ってホントに「脅迫」なんですね。

あんなのテレビの中だけの話かと思ってましたが（汗

真剣に身の危険というのを感じました。

そんな状況に陥りながら、
全くその解決策を見出すこともできず。

「何でこんな思いしなきゃいけないんだ？」
「何でこんなに頑張ってるのに全く稼げないんだ？」
「何で俺だけこんな苦しい思いしているんだ・・・」

そんなことばかり考えて。

↑
つまり自分は必死に頑張ってるし、
きっと原因は他にある、的な考えだったのです。

解決策のひとつも必死に考えろよ、
と当時の自分に言ってあげたいところですが（泣

一番に目を向けなければならない自分自身から目をそらし、
自分以外の周囲の環境や人に原因を探すという
不毛な行動を繰り返したのでした。

「お客さんの質が悪いんだ」
「立地条件も良くないから、お客さんが増えない」
「景気が悪いから稼げなくたってしょうがないだろ？」

そんなことばかり考え。

「俺だって自分なりに頑張ってんだよ！」

口癖のようにこう言って
自分を正当化しようとしてました。

このセリフってホントダメダメですね。

甘えてる人間が
自分を正当化するための
とっても便利な言い回しです。

そんな状態ですから、
事態が好転するわけもありません。

そうして気がつけば、
私は「最悪の行動」を取るようになってました。

一歳になろうかという息子と、
ずっと支えてきてくれた彼女に八つ当たりをするようになったのです。

彼女はこの時も
私に何度もアドバイスをしてくれてました。

ですが、当の本人が完全にそれを
聞かなくなっているのです。

「育児に専念してる人間が仕事に口を出すなよ！」

そんなことを思う始末。

当然お互いの主張がかみ合わず、
話は常に平行線をたどり、不毛な口論になります。

口論の回数も日に日に増え、
家庭が殺伐として行きました。

だんだんと会話も少なくなり。

息子が生まれた時にした
「今度こそ、私がこの2人を支えなければならない」
という決心。

いつの間にかそれも完全に忘れて、
彼女に助けられ、支えられてきた事も忘れて。

本当にこの頃のことは思い出したくないのですが、
この頃の私は「最低」という言葉がぴったりでした。

・・・そんな状況が1年以上も続き。

おそらくお互い限界だったんでしょうね。
そんなある日のことです。

その日も暗い気持ちで目を覚まし、

「ああ、また仕事行かなくちゃいけない・・・」

そんなことを思いながら
出かける準備をしてました。

しかし、その日も朝から
些細なことで嫁とケンカになります。

ホントに些細な事だったんでしょう。
実は何が原因だったかも良く覚えていません。

朝から、ひどく口論になりました。

「もう、いい加減にしてよ！」

「おれは必死でがんばってるんだ！なのになんでお前はいちいち俺に文句を言うんだ？」

「もう少し大人になりなさい。あなたは父親でしょう・・・？」

「どうせ俺の思いなんか分からないんだろう？」

「お前らのために必死でやってるのに・・・！」

「・・・・・・！」

・・・

・・・

・・・

このとき何を口走ったのか？
それも正確には覚えていません。

ただ、よっぽどのことを口にしたのでしょう。

気がつけば、
彼女はうずくまり、
目の前で涙を流していました。

それでもイライラが収まらず、
ドアを蹴り飛ばして外に出て。

その瞬間、ふっと頭の中にある考えが浮かびます。

もう限界。

もういいや。

もう全部投げ出してしまおう、そう思ったんです。

今にして思えばゾッとします。

つまりこれって
家族を捨ててしまおうと
考えたって事ですから。

ただもう、そんな考えに
疑問を感じる余裕も無くなってたんだと思います。

この時
本気で私は全て投げ出して、
逃げ出してしまおうと考えてました。

ですが・・・

こういうのって
なんて言ったらいいんでしょうね？

そんな最低の考えが頭の中にあった私を最後の最後、
踏みとどまらせてくれる出来事がこの時ありました。

ドアを蹴り飛ばし、
アパートから少し離れたところで。

後ろから、
声が聞こえました。

聞き覚えのある声。
良く知っている声です。

そこにいたのは息子でした。

まだ一歳になったばかりの息子が、
泣きながら、必死に私を追いかけてきたのです。

嫁に後から聞いたのですが、
息子はちょうどその日、私たちが口論している時にまだ寝ていました。

ですが、口論している声、
そして私がドアを蹴り飛ばした音で目が覚めたのでしょう。

目が覚めて見回したときに、
私が見当たらない事に気づき。

「おとうしゃん！」

そう叫んで家中探し回ったそうです。

とはいえ住んでいるのも１LDKのアパートですし、
私が家の中にいないことは息子にもすぐに分かります。

そして、外に飛び出してきたと・・・

「ものすごい勢いで外に飛び出していったんだよ」

「『おとうしゃんが行っちゃう！』って・・・」

「泣きながら追いかけていったんだよ。
こんな小さな子が。どんな気持だったか想像できる・・・？」

その時息子がどんな気持ちだったのか？

当時の息子はまだ言葉も
ほとんどしゃべれませんでしたから、
確認のしようがありません。

今なら聞くことも出来るかもしれませんが、
何より今はもう、そのときのことは絶対に思い出させたくありません。

ですからこれは私の想像に過ぎません。

ですがきっと、この頃息子は、
私たちの殺伐とした雰囲気を感じていたのだと思います。

普通に考えて、目を覚ました時に
父親の姿が見当たらないというだけで、
そこまで必死になって探すでしょうか？

目の前に母親もいるのです。

だからきっと、その頃私は息子に
とんでもなく不安な気持ちを抱かせていたのでしょう。

そして、そんな異様な空気を、
子供特有の敏感さで感じていたのかもしれません。

その日の異様な雰囲気を、感じ取ったのかもしれません。

まだ一歳そこそこの息子。

歩けるとはいえ、まだまだふらつきながらです。

そんな小さな子供が
必死に追いかけてきたんです。

そのときの息子の顔を、私は今でも忘れられません。

そして、そのときの気持ちも、忘れることが出来ません。

ああ、私はまた、守らなければならないはずの人にこんなつらい思いをさせてしまった。

こんな小さな子供にまで、ここまでつらい思いをさせてしまった。

この時ほど、
自分が情けないと
思った事はありません。

自営業を始めてから、
何度も自分が情けなくて
泣いた経験はありました。

ですが、そんな思いまでして
まだこんな事をしている自分が。

更にはすべて投げ出そうなんて考えまでした自分が。

本当に情けなく、ふがいないと思ったのです。

怒りとか悔しさとか、
情けなさとか申し訳なさとか。

息子の顔を見た時に、
いろいろな思いが頭の中をグルグル回って。

とにかくいろんな
感情がごちゃ混ぜになって、
息子の顔、見ることが出来ませんでした。

涙も止まらなくなって、
何も考えられなくなって。

ただ、最後に残ったのは謝罪の気持ちだけでした。

ゴメン。

ホントにゴメン・・・

その後、本当に真剣に、
いろいろなことを考えました。

「俺、一体何やってるんだろう？」

「そもそも何で長野まで来たんだっけ？」

「何でこんな思いまでして仕事してきたんだろう？」

「俺、こんな生活がしたくてずっと頑張ってきたんだっけ？」

「こんな家族も自分もつらいだけの生活を、一体いつまで続けるつもりなんだろうか？」

「それで自分は満足なんだろうか？」

「家族にそんな思いをさせ続ける人間のままでいいのか？」

全てに答えが出たわけではなかったです。

ですが、
この時ひとつだけ、
強く心に誓ったことがありました。

「彼女にも、息子にも、二度とこんな思いをさせるわけにはいかない」

もうただそれだけです。

「なったらいいな」
「できたらいいな」
とか、そんな軽い気持ちではなく、
心から、本気でそう思ったのがこの時でした。

何としてもこの状況から抜け出してやるんだと。

おそらくこれほど、人生において

「本心から望み、真剣に決意をした」

ことはなかったと思います。

ただ、決意しただけ。

ですが、不思議なもので、
そう本心で決意した後から、
本当に状況は変わっていきました。

なんとか治療院も持ち直し、
最悪だった状態を抜け出すことに成功します。

この時私が何をしたのか？

実は本当に大したことではないんですが、

「素直に人のアドバイスを聞く」

これだけでした。

自分が正しいと思っているやり方
自分がやりたいやり方ではなく、実績のある方、
結果を出している方のアドバイスを素直に実践したのです。

つまりこの時で言えば、
治療院経営で上手く言っている人にアドバイスを求めること。

そして素直にそれを実践すること。

簡単なことですが、
それまでの自分が全くやってこなかったことでした。

それまでの私って、
自分でやらなきゃ気が済まない、
自分のやり方でやらなきゃ気が済まない。

そういう性格だったんですね。

だから、自分からアドバイスを求めたり
することってまずありませんでした。

つまり、
純粋に善意で周りの人が
助けてくれていたのです。

そのおかげで何とかやって来れてたんですね。

ですが私自身はというと、そういった「助け」
をどちらかというとうっとおしく思っていたのです。

「余計なことするなよ」

と。

何様？ですよね。

自分自身は「頑張っているつもり」に過ぎず、
人のアドバイスもまともに聞きもしない。

これで上手くはずがないのですが、
本人は全く気がついてなかったのです（汗

治療院を始めた当時の状態がまさにそれでした。

何としても目的を達成したいのなら、
自分が努力するのは当たり前。

それでも上手くいかない事だっていくらでもある。
だから、そういう時は素直に人にアドバイスを求める。

絶対に目的を達成するという「決意」
そして素直にアドバイスを求められる「謙虚さ」

私に足りないのはこのふたつでした。

自分のやり方でやらないと気が済まない、
人にアドバイスを求めるのがイヤだ、というのも、
実際には本当につまらないプライドに過ぎません。

言葉にすればたったそれだけ。

それに気が付くためだけに、
私は5年という月日をかけたことになります。

たくさん迷惑もかけてしまったし、
偉そうなこともいえませんが（泣

ですが、そのおかげで今の私があります。

きっかけは決意ひとつ。
その決意を、目的を心から達成したいと望んだこと。

それだけでした。

このときの決意がなければ、
私は多分、今でも同じ状況で苦しんでいたでしょう。

いえ、もしかしたら本当に逃げだして、
すべてを失っていたかもしれません。

彼女と息子とというかけがいのない家族。

そして、自分自身と真剣に向き合うという機会を失っていたはずです。

そうならなかったのは、
彼女や息子の存在があったからに他なりません。

だから今も、二人には感謝してもしきれません。

今も私の原動力になっているのはこの時の「決意」です。

本気で決意すれば、
どんな状況だって抜け出せるし、変えることができる。

私は経験から、
そのことを確信しています。

こんな私でも、変える事が出来たわけですから（笑

そうして今も私は
多くの方に助けられ、今ここにいます。

ネットで収入を得ようと思った時も、
最初から上手くいったわけではありませんでした。

しかし、ありがたい事にネットにおいても私を指導し、
方向性を示してくる方との出会いがあったおかげで、
ネットからだけで月に7桁を超える収入を得るという
それまで想像もできなかったような結果を得ることも出来ました。

このネットからの収入が、
私の現状を変える大きな要因に
なったことは言うまでもありません。

だから私は、そんな経験から
今ネットで「本気で収入を得られるようになりたい！」
と思っている人のお手伝いができればと思っています。

ひとりひとり事情は違えど、
それぞれの「何としても稼がなければならない理由」があるはずです。

そうでなければアフィリエイトなんてしないはずですから（笑

そんな思いを持ちながら、
それでもなかなか結果が出ずに悩んでいる方。

およそ現実味もない情報に振り回されている方の力になりたいのです。

あなたはどうですか？

本気で「目的を達成する」と決意していますか？

もしかしたらその決意ひとつで、
現状は大きく変わるかもしれません。

あなたがまず、本気で決意すること。

何よりも大事なのはそこですから。

{name}さんはどんな決意を持ってネットビジネスに望んでいますか？
今日の話に何か感じるものはあったでしょうか？

そんな想いや決意、こちらのページに書き込んでみてください。
↓

想いは形にしてこそ意味があります。
是非今、書き残しておいてくださいね。

PS

もし、コメントとして書けない場合は
直接ZIGまでメールをいただければと思います。
↓
http://my.formman.com/form/pc/enG6wcIG1mofdIot/

そんな本気の決意をお持ちの方のため、
私は今回の動画セミナーを行いました。

その思いを受け取ってくれる方がいてくだされば、
私としてはそれ以上にありがたいことはありません。

その決意を忘れずに、ネットで稼いでやりましょう！

PSその２

こんな経験があったせいなのかもしれませんが、
私は子供が被害者になる事件が本当に許せません。

育児放棄をされ餓死した子供の話
理不尽な暴力によって命を落とした子供の話
生まれてすぐ放置され、亡くなった子供の話

もちろんそれぞれの家庭で
様々な事情はあるのでしょう。

しかし、だとしても私は許せません。

そんなニュースを見るたびに
胸が締め付けられる思いがします。
涙がこぼれて止まらなくなることもあります。

子供を悲しませる親の姿。
やはり見せてほしないって思います。

私が今行動している目的のひとつに

「子供に楽しんで仕事をしている父親の姿を見せ続ける事」

というのがあります。

辛い思いをさせてしまっただけに、
今度はカッコイイ姿を見せてあげたいと思うのです。

その後我が家には2人目の子供が誕生しました。

その子が生まれた時、
今日話した経験を強烈に思い出しました。

今度こそ。

もう二度とあんな思いは嫁にも子供にもさせたくないんです。